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【新人作品ピックアップ】

《名誉会長》  斎藤 守 SAITO

●  はじめに

取り上げた作品は、「絵画部」の一般出品者と会友に限らせていただきました。

主として、「どこが優れているか、これからどうすればよりよい作品が生まれるか」という視点から、私見を述べました。

1、風景画を制作する場合、どの場面を、どれを主眼に、どういう構図で、どう表現するかが大切です。 つまり「何を見る人に訴えるか」という立場か

ら、強調、省略、取捨選択を心がけてもらいたいと思います。

2、「どうしたら自分の個性が創りだせるか。」は、美術に携わる人、だれもが追求する課題だと思う。

毎年、画風もモチーフもガラっと変わる人がいる。新しい表現を求めて挑戦しているのだろうが、そこには脈絡性がほしい。今までの画風を発展させ

て、新しい個性的な作品を生みだすことを心がけてもらいたい。

発展性のない袋小路に行き詰まったときは、一歩後戻りすることも考えたらどうか。

「他人の真似をしてもいい。どうしても真似しきれないものがある場合、それが個性だ」 と言ったひとがいる。自分相応の個性を創り出せということだろう。


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